赤いギャラドスになりたい。

気になったこと、思うことを世に残します。1000年後の教科書に載るような記事を書くことが目標。

ボケかツッコミか

 

4月。

 

 

新学期。新しいクラス、新しく出会う仲間たち。

 

 

人間関係が得意でない人は少し憂鬱になります。

 

 

「どうやって自分のポジションを作ろうか…」

 

 

大学は簡単に環境を変えられるし自分で所属する集団を選べますが小中高は中々そうはいかない。

 

 

僕も当時はすごく4月が憂鬱でした。

 

 

関西人男子の僕が経験したことが少しでも春からのクラス替えを早くも憂いている学生たちに届けばと思いこの記事を書きます。

 

 

自分は「ボケ」を目指すべきか「ツッコミ」を目指すべきか。

 

 

僕は気を使わない関係同士の二人以上が集まるところには必ず「ボケ」と「ツッコミ」が発生すると思っています。

 

 

もちろんそんなこと意識していな人がほとんどでしょう。

 

 

しかしそんな皆さんもボケ適性があったりツッコミ適性があったりしてるんです。

 

 

じゃあお前のいうボケ適性、ツッコミ適性とはなんなんだと、なりますよね。

 

 

教えてやりましょう。

 

 

常識があるか、常識がないかです。

 

 

常識があればツッコミ常識がなければボケなんです。

 

 

別の言い方をすれば空気が読めればツッコミ、空気が読めなければボケとも言えます。

 

 

だからあなたが「ちょっと抜けてるところあるよね。」とか「マイペースだね。」とか言われたことがあればボケ適性があるということです。やったね!

 

 

そしてボケ適性がある人のことを世間では「天然」といいます。

 

 

「天然」は「あなたはボケ適性だよ」というメッセージの最たるものです。

 

 

ツッコミとは「みんなが感じたことを瞬発的に的確な表現で言語化すること」なので、みんなと同じ感想を持てなければできるはずがありません。

 

 

だから普通のコミュニケーションの場で発生するボケとツッコミは、常識がある人とない人とが一緒にいるからこそ成立します。

 

 

誰かがちょっとズレたことをいって「いやいや、」と正すのが一般的なボケとツッコミのあるコミュニケーションなわけですね。

 

 

健全な仲の会話だとこのボケとツッコミの一連があって「笑い」が起こります。

 

 

ここでツッコミの言い方がキツかったり、ボケ側がキレやすかったりするとしばしば喧嘩に発生します。

 

 

そうならないためにボケ適性のある人は自分がボケ側の人間であることを自覚しましょう。

 

 

そしてツッコまれたらキレるのではなく笑っておきましょう。

 

 

それが嫌なら頑張って常識人になるしか自分よりも常識がない人と一緒にいるしかないと思います。

 

 

ツッコミ適性のある人はツッコミをするのはいいのですが、ツッコミすぎに気をつけましょう。

 

 

いくら最初は笑ってくれていてもいいすぎるとウザくなってきます。

 

 

一度うざいという感情を持たれるとなかなか覆すことはできません。

 

 

「うざい」と思われたなと感じたら一旦その人とは距離を置くのがベターです。

 

 

このボケ適性、ツッコミ適性を見極めるのは非常に大事です。

 

 

特にボケ適性なのに自覚せずにツッコミをしているタイプが一定数いますが、これらの人は「痛い」と思われている可能性が非常に高いです。

 

 

一回自分のツッコミによって笑いが発生しているか冷静に観察してみたほうがいいと思います。

 

 

さて、普通のコミュニケーションは自分がボケかツッコミのどちらかを自覚しておけばそれで十分。なのですがもう少しレベルの高い話をしたいと思います。

 

 

意識的にボケる、あるいはツッコむ話です。

 

 

芸人レベルになってくると、成功している芸人はほとんどがツッコミ適性のある人だと思います。

 

 

というかテレビで見るお笑いはツッコミ適性を研ぎ澄ました人たちの集まりだと思っています。

 

 

そのレベルまでいかなくとも、ツッコミ適性でもボケなければいけなかったり、ボケ適性でもツッコまなければならない場面もあるかと思います。

 

 

その時、意図的にボケたりツッコンだりするための考え方の話をします。

 

 

まず、ボケです。

 

 

ボケることは本当に難しい。

 

 

なぜならツッコミがいなくてはボケは成立しないからです。

 

 

いやいや、ツッコミだってボケがないと成立しないじゃないか。

 

 

違うんです。

 

 

ボケは常に拾ってくれる人がいないかもしれないという恐怖があります。

 

 

いいですか。ボケは発信、ツッコミは受信です。

 

 

ボケ→ツッコミの順番なんです。

 

 

だから意識的にボケようと思ったら、周りに「こいつはツッコんでくれるだろう」と信頼できる人がいないとできません。

 

 

その点ツッコミなんて変なこと言っている人がいれば「いやいや、」と常識を教える感じで言えばいい。

 

 

しかもツッコむ人の腕が悪くて「そうじゃないやん」っていうツッコミ方をされることだってままあります。

 

 

だから素人が安易にボケようとすると結構失敗します。

 

 

ボケを少しでも成功させるためには、「あ、こいつ今ボケたな」とどれだけ早く相手に気づいてもらえるかにかかっています。

 

 

だから真顔であったり普段と変わらない声のトーンで言っても非常にウケにくい。

 

 

「え、今のボケ…?」となっている間にツッこむタイミングが過ぎ去ってしまうんですね。

 

だからボケるときは必ず言い方と表情を工夫することです。

 

 

ちょっと声を変えたり変顔をしながら言う。

 

 

これだけでとりあえず拾ってもらえる可能性はぐっと高まります。

 

 

ただあまりにも唐突にボケると周りはビックリしすぎて対応できません。

 

 

なのでその前からボケそうオーラを出しておくことが必要になります。

 

 

基本は盛り上がっている場なら率先して盛り上がる。

 

 

常に笑顔でお調子者感を出す。

 

 

これくらいしておくとさらにボケやすくなります。

 

 

是非やってみてください。(責任は負いかねます)

 

 

一方で意図的にツッこむ場合はどうしたらいいでしょうか。

 

 

これはもう瞬発力と常識力の問題です。

 

 

相手が意図的にボケている人であれば瞬発力が大事。

 

 

とにかくボケに瞬時にツッこむ。これはもう経験するしか上達の方法はないと思います。

 

 

一方で20人くらいいる場で突っ込むなら常識力が大事。

 

 

少なくとも半分の人が共感するようなツッコミをする自信がない限りは誰かがツッこむのを待っといたほうがいいです。火傷するだけです。

 

 

こんな感じですがいかかでしたでしょうか。

 

 

特に新年明けて「あいつ変わったな」と誰かに思われたいそこのあなた。

 

 

とりあえず自分がボケ適性かツッコミ適性かを自覚してみてはいかがでしょうか。